口ばかり達者で子供みたいなサビーヌ。結婚を望む彼女に友人のクラリスが従兄弟の弁護士を紹介する。クラリスの巧みな誘いに、サビーヌもその気になり彼へのアピールをし始めるが…
最後に電車で見せる笑顔も、ワクワクな結末も、なんだかんだでこの苦い経験がサビーヌの成長には必要だったんだろうな。
淡々としたストーリー展開の中にも巧みに使われる伏線や象徴が面白い!
フランス語では蛇の鳴き声のようで危険な音を意味する「ス」の音の多いセリフを使うクラリス。「電話」が序盤から2人の関係のシンボルになっているのも面白い。何よりも最初とラスト!