飯

迷宮物語の飯のレビュー・感想・評価

迷宮物語(1987年製作の映画)
4.0
映画館で観るべき。

光と影の舞踏会。
形式が内容に溶け込む。

夢に包まれた意識の欠けら。
群体の中のある個体意識の異化。
群体の世界自体の異化。

夢のアスペクトに留まったところがよかったかもね。

夢とは、ある種の真実。説得力がないけれど共感を呼ぶもの。近づこうとしていても光で照らすことができない。暗闇の混沌にある一点の燭光、風と共に飛び散る点状の希望と無力。
飯