砂の女の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『砂の女』に投稿された感想・評価

Omizu

Omizuの感想・評価

4.2

すごいものを見てしまった…これは文句なしの傑作。安部公房元々好きだけど、ここまで世界観そのままに映画にしてくれたってだけで感動。
寓話的な気味悪さが頂点に達するのがあのセックスをめぐっての攻防戦と謎…

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オープニングから先進的でおしゃれ。
砂を前にしたときのどうしようもなさ、そこからくる怒りや諦めがリアルに伝わってきた。だからこそ、そんなどうしようもできないものに固執する女の異常さが浮き彫りになって…

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みり

みりの感想・評価

-
SoundCloudで好きなミックスがあって、それの中にこれのワンシーンのサンプリングが出てくるんだけど、その元ネタが砂の女だって知らなくて、なんか、知れて嬉しかった
miyukick

miyukickの感想・評価

4.0
名作。

砂は恐ろしい。
しかし、習慣化されるとそれが今自分の現実になる。
下界へ出たところで、結局は日々の生活の連続なのだ。
であれば、習慣化された砂の現実世界が正となる。
h

hの感想・評価

4.5
肌に貼り付く砂と髪の撮り方にドキッとした
砂は、蟻地獄のような絶望感と同時に、脆さや流動的な艶かしさも感じられる映像で素晴らしかった
klook

klookの感想・評価

-
長い余韻が長い。まだ続く。
風馬

風馬の感想・評価

4.8

「だって、砂がなきゃ誰もあたしのこと構っちゃくれないんだから…。そうでしょ?お客さんだって……」

【感想】
同監督・脚本タッグの《他人の顔》が良かったから、軽い気持ちで鑑賞。
後悔した。本当に恐ろ…

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そういえば観てたことを思い出した。
前衛的だけど小説の方が好き
すえ

すえの感想・評価

5.0

記録

俺が敬愛する安部公房が原作、脚本にも携わっている。監督に勅使河原宏、デザインに粟津潔、音楽に武満徹、という天才たちが集まる。無論、狂っているし、異常な程に素晴らしい。

俺が読んだ『砂の女』…

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悠

悠の感想・評価

3.7

砂丘の村へ昆虫採集をしに向かった男が、女が一人暮らす砂穴の中の家へと軟禁される物語。
安部公房の小説の映画化作品ですが、個人的には原作のイメージ通りの完璧な映像化でした。原作の冒頭には「罰がなければ…

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