砂の女のネタバレレビュー・内容・結末 - 3ページ目

『砂の女』に投稿されたネタバレ・内容・結末

武満徹特集のうち。約20年ぶりの再見。ほぼ原作どおり。やや長尺に感じた。土着的な面や踊りや太鼓の音が前近代的な閉鎖空間としての砂の僻村を表すのは理解できるが、くどい。砂の女たる岸田今日子は、子宮外妊…

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女優が怖い顔なのに、エロい。ジャンル分けが出来ない変な映画。ただ、怖い所はしっかり怖いし、しっかり逃亡シーンなんかはスリリングでハラハラした。アヴァンギャルドだけで終わらず物語が面白いとこが魅力的。

結局人って適合できてしまうよねってことのように思えたし、ほんとにそう。モチベ見つけて生きれちゃってるっていうね。だからこそ地獄が生み出されているという壮大な鬱だった

あと砂まみれのセックスが生々し…

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スイス生まれの精神科医エリザベス・キューブラー・ロス1969年の著書『死ぬ瞬間』を思い出した。
四方を砂に覆われたあばら家に囚われて女と暮らすことになる主人公は”砂を掻き出す仕事”をするように言われ…

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逃げなかったのか。なぜ?

美しい映像だった
全てのシーンが絵画

安倍公房作品を読んだ時の、あのざらりと纏わりつくような砂の不快感、抜け出したくても抜け出せない蟻地獄のような恐怖感が見事に再現されていて感服いたしました。流れ落ちる水のようだったり雪崩れ雪のようだっ…

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原作を読んで想像した通りの映像だった

気が付くと手段が目的になっている

砂の一見乾燥していて無慈悲な質感が、湿って肌に張り付いた時に見せるまた違った表情が印象的だった。どこを切り取っても画がとにかく美しいし、タルコフスキー諸作品の湿った雰囲気と対置してもいいのではないか…

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蟻地獄から抜け出そうとする主人公も最後には蟻地獄の中で楽しみを見つけて生活していた。

慣れてしまうことや、自分でも気付かないうちに変化を恐れて楽な方を選んでしまうことは恐ろしい…

新種のハンミョウを探しに砂丘へやってきた男が砂の中の女の家から出られなくなるお話。女こと岸田今日子が凄まじく、男こと岡田英次は下手っぴでした。

モノクロを最大限活かしたような画作りが素晴らしい。砂…

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