ミシンそば

吸血鬼のミシンそばのレビュー・感想・評価

吸血鬼(1967年製作の映画)
3.0
最近すぐ死ぬ吸血鬼のアニメを一気見したので(?)、前々から興味があった本作を鑑賞。
若い頃のポランスキーが、馴染みの俳優(マッゴーラン)と馴染みの音楽家(クリストファー名義のクシシュトフ・コメダ)とでホラーの体を装いつつ、コントのようなズッコケコメディに仕上げた作品。

アンブロシウス教授の助手で、ドジで間抜けで臆病なアルフレッドはポランスキー自ら演じている。
この頃は今ほど毀誉褒貶も激しくない(であろう)、売り出し中の若き天才って言う評価が混じりっ気なしの真実だったことだろう(上手いかどうかは分かりにくいキャラだが、初々しい)。
この時点ではポランスキーと結婚してなかったシャロン・テートが美しいのは今更口に出す必要も文章にする必要もない。
(サラを演じるテートはもちろんのこと、マグダを演じるフィオナ・ルイスに関してもおっぱいネタめっちゃ多いのはポランスキーの趣味か?)。

ただ、このドタバタノリは良くも悪くも観るのに体力を使い、最後の方は結構しんどいと思いながら観ていた。
収拾の付け方も「えぇ?!」って自分はなった。