御朱印帳

風と共に去りぬの御朱印帳のレビュー・感想・評価

風と共に去りぬ(1939年製作の映画)
3.7
南北戦争前、戦中、戦後の1860年代におけるアメリカ南部を舞台にした壮大な絵巻物。有名なタラのテーマもフィットして言うまでもなく素晴らしい。

南北戦争で敗れた南部が廃れていく中、スカーレットオハラという女性を中心に描かれる。レットバトラーが冷静に南部の行く末を見通している。
奴隷制を前提とした南部の繁栄、貴族文化、そして誇りは「風と共に去りぬ」、邦題も素晴らしい。

ジョージア州はドライブの途中で一度かすっただけ、こんな物語があつたんだ。

1939年というから第二次大戦前の昭和14年に上映された映画。
アメリカではold south、古き良きアメリカのノスタルジーを想起させたのだろう。
スカーレットがお産の準備を始める際に黒人のメードに放った一言「売ってしまうわよ。」が時代を感じる。
スカーレットやメラニーを見ていて、サザンベルという言葉を思い出した。

1975年、日本のテレビ初公開では30%の視聴率があつたそう。
2本くらいの映画を見ている感じなので、余裕のある時に見たい。
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