時代背景をきちんと考慮しないとなぜ名作と呼ばれ、評価されているのか分からなくなる映画。
女性が抑圧された時代に、好きな男に振り向いてもらえなくてもめげず、家がなくなってもめげず、仕事がなくなってもめげずに、ひたすら自分と家族の欲望を叶えるためになりふり構わず生きる女性の物語。
社会的弱者として扱われていた女性が強く立ち上がる姿に、女性が感銘を受けたのではないか?と思いました。
この時代に何度も結婚するなんて有り得ない出来事だったでしょうし…こんな風に生きてもいいんだ、という勇気を貰った方がたくさんいたのだと。
現代の価値観で見ちゃうと、わがまま身勝手なムカつく女性と見られてしまうのも仕方ないけれど。
国によって理解度も変わってくる面白さはあると思います。
(想像以上に長編過ぎた)