kazu1961

風と共に去りぬのkazu1961のレビュー・感想・評価

風と共に去りぬ(1939年製作の映画)
4.5
「風と共に去ぬ」
原題「Gone With the Wind」
1952/9/4公開 アメリカ作品 2017-209
アカデミー賞作品賞再鑑賞シリーズ
1940年第12回 アカデミー賞作品賞

言わずもがなの大名作!!
タラのテーマ”を耳にしただけで走馬燈のように数々の名シーンが蘇ります。特にタラの朝焼けと夕焼けの限りなく赤に近いオレンジ!その色が目に浮かびます。
炎のような女、スカーレット・オハラの波乱万丈な半生を、完璧なまでの配役とこの上ないほどの豪華なセットや衣装、その魅力あふれる内容とスケールの大きさで見事に描ききっています!
スカーレット・オハラの勝気で誰にでも好かれることの無い性格の内側にある、強さと弱さが同居している繊細さをヴィヴィアン・リーが本当に素晴らしい演技で演じています。
これからも愛され続けるであろう、アカデミー9部門(作品・主演女優・助演女優・監督・脚色・撮影・室内装置賞・編集賞にタールバーグ記念賞)受賞のハリウッド映画史上不滅の最高傑作ですよね!!

世界的ベストセラーとなったマーガレット・ミッチェル原作の「風と共に去りぬ」を3年の歳月と当時の金額で390万ドルの製作費をかけて全編で3時間42分という大長編映画を完成させ、空前の大ヒットとなった映画である。監督はヴィクター・フレミング。主演はヴィヴィアン・リーとクラーク・ゲーブル。1940年のアカデミー賞で作品賞、監督賞、主演女優賞(ヴィヴィアン・リー)、助演女優賞(ハティ・マクダニエル・黒人俳優初)、脚色賞ほか特別賞を含め9部門を受賞した。
kazu1961

kazu1961