haru

ライトスタッフのharuのレビュー・感想・評価

ライトスタッフ(1983年製作の映画)
3.5
2022/6/12 観賞。
TOHO西宮にて観賞。

「午前10時の映画祭12」7作品目❗

1940年代後半アメリカ軍はジェット機の性能UPして音速で飛ぶ実験をしていた。
そしてチャック・イエガーが見事にマッハ1を記録して軍は喜んでいた。
しかし、その裏ではソ連が宇宙飛行に成功してアメリカは宇宙開発に遅れを取ってしまった。
慌てて「マーキュリー計画」に着手するが問題は宇宙飛行士だった。
クセの強いテスト・パイロットに声をかけるが、大学卒でなく士官でもないイエガーはメンバーにはなれなかった。そして選ばれたメンバー達も激しい訓練は勿論だったが社会から隔離され世間からの任務成功への期待、精神プレッシャーに悩まされる・・・。


この作品長い。
と思ってたら、そうでも無かった。
いや、むしろ航空史を沿って見つめる感じで勉強になります。

「TOP GUN/マーベリック」を観た後だからか、テストパイロットに興味沸きますね😊。
「少しでも速く飛ぶ」って習性は皆、同じ様で・・・。
それで機を失う・・・ってオチもアリガチで😁。

ロケット開発の時代になると、
続いて起こる打ち上げの失敗。
精神ギリギリの体力実験。
ソ連の実験成功に焦るスタッフ達。

これは「アポロ計画」の地上スタッフを描いた「ドリーム」と併せてみると、より楽しめますね❗

有人飛行に成功して帰還すると
大統領と会食、パレード、テレビ出演etc.
しかし、脱出手順を間違い着陸カプセルを海に沈めてしまい、
基地の式典だけで安っぽいモーテルで泊まらされて。
同じ「命を張る」任務なのに差があり過ぎで胸が詰まります。

今となれば貴重な戦闘機A-4やF-104が見れてテンション上がっちゃう作品でした‼️
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