はまやらわ

ライトスタッフのはまやらわのネタバレレビュー・内容・結末

ライトスタッフ(1983年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

午前十時の映画祭

戦闘機乗り達とマーキュリーセブンと呼ばれる宇宙飛行士達の、人類の未知の挑戦。
登場人物たちの、「自分の出世のためなら死んでもいい」みたいな昔ながらのアメリカ的な考えは引いてしまう部分もあったけど、それでもその時代に生きている人々のドラマが丁寧に描かれていて格好いいと思えた。

正直、前半までは結構退屈。長いし。所見だと同じ服装だからか俳優たちの見分けがつかなかった。
後半になってきて、キャラクターの顔と名前が一致し始めてからが感情移入も追い付いてきた感じ。
宇宙に挑む各々のエピソードは、同じようなことの繰り返しなのに、似た作りにならならないようになっていて面白い。人それぞれだなと思う。
小便を我慢するスペクタクルはバカバカしいのにハラハラする不思議な感覚。

以下気になったところ
●着水をミスした男の妻。せつない。
●死を告げる黒服の老人。死神にも思える。