pauh

ライトスタッフのpauhのネタバレレビュー・内容・結末

ライトスタッフ(1983年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

宇宙に行った7人は勿論、孤独にただただ速さを求めて飛び続けるイェーガーにも感動し、命をかけて何かを成し遂げる人間ってこんなにもかっこいいんだと思えました。
音速の壁を破る瞬間など飛行シーンは迫力があり、手に汗握るような臨場感とこちらにも伝わってくる緊張感溢れる前半も最高でした!
途中からのアメリカ初の宇宙計画開始での適性検査や訓練の様子は終始ワクワクし、なんだか自分もやってみたくなりました。
おそらく実際の映像のロケット発射シーンも大迫力で、度々失敗する映像も含め、やっと無事飛び立てた時は思わず拍手したくなる程観ているこちらまで達成感がありました。
実際のマーキュリー作戦開始からの順番に宇宙へと飛び立つシーンもドキドキハラハラし、トラブルがあったりしながらも、それぞれ自分に課せられた使命を全うする姿はかっこよかったです。
ただそんな中、宇宙には行かなくともただ独り音速の世界を飛び続けるイェーガーの勇姿も感動的で、くだらない理由で宇宙飛行士の候補からは弾かれてしまっても、自分の輝ける所をちゃんと知って突き詰める姿が素敵でした!
パイロットってかっこいいなと改めて気付かされる、命をかける人間のかっこよさを感じられる作品でした!
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