ジャッキー初の全編英語による作品。
今度はオーストラリアで大暴れする。
主人公のジャッキーは人気のシェフ。
オーストリアで料理番組のホストだ。
西洋と中華を融合させた料理を提供。
仕事帰りのジャッキー。
追われる女性を助ける。
「ナイスガイ」
助けた女性のダイアナ。
彼女が彼に言った言葉。
今回のジャッキー・チェンは巻き込まれる。
不本意ながら麻薬組織とギャング団の取引、
そのビデオテープを運悪く所持してしまう。
シェフなのにやたらと強いのです。
屈強な男が数人を相手であっても、
ジャッキーは負ける事ありません。
華麗なるカンフーが冴え渡り、
周辺にある道具までも使って、
次々と敵を倒していくのです。
流れるようなアクションは面白い。
監督に盟友サモ・ハン・キンポー。
本作ではちゃっかりとカメオ出演。
こちらもおいしい役となっている。
メルボルンを舞台にしたアクション。
これはジャッキーにとって新鮮です。
特に狭い馬車でのアクションが良く、
工事中の建物でのアクションも良く、
全編に組み込んだアクションは良い。
そして、なぜかヒロインが三人います。
しかも、人種がみんな違うのは面白い。
恋人のミキにミキ・リー。
東洋人で助けるヒロイン。
ラケイシャにはカレン・マクリモント。
アシスタントの黒人で片思いヒロイン。
ダイアナにはガブリエル・フィッツパトリック。
ジャッキーを巻き込む原因を作る迷惑ヒロイン。
それぞれが個性的なキャラクター。
みんなジャッキーを振り回します。
そして、堂々と登場する麻薬組織のボス。
ジャンカルロにはリチャード・ノートン。
ジャッキー映画の悪役として常連である。
愉快で楽しい悪役を楽しんでやっている。
「ジャッキー、ジャッキー、ジャッキー」
満面の笑みで言いながらミキを殴る演技。
リチャード・ノートンの楽しい演技です。
最後はすべてを破壊する突入。
爽快という言葉が似合う最後。
安心して楽しめる作品である。
MY-46