「トラック野郎・故郷特急便」と同時上映だった久世光彦監督の所謂プログラムピクチャー。
ジャンルとしてはコメディなんですが、ヒロミ・ゴーのキャラと演技がギスギスしており妙にシリアス寄りだったり、コミカルなヒサヤ・モリシゲと喧嘩したと思ったらまた喧嘩して・・の繰り返しと余り笑えずちょっと飽きてしまいます。貯金を巡る若者と老人という設定は面白いのに、それをドタバタコメディとして上手く昇華出来てないのが勿体無い所。
それでも脇を固めるキャストは豪華で、ユウヤ・ウチダとシロウ・イトウのコンビ、住職を演じるミキオ・ナリタ等貴重な姿が観れますし、「ヤングマン(YMCA)」を音を外して歌いながら首を吊ろうとするシーンはちょっと笑えます。