いいお話しであるとは思うし、人の命ましてや我が子の命はなにものにも代え難いというのは誰しも共感するところだけど。
でも、どの国でも完璧な医療制度などない中で、
結局威力でルールを強引に変更して自分の息子の命を最優先に守るのって一見美談に見えそうで、
でもその一方でルールを守って順番待ってたのにこうやって割り込みされることで命を失う人が現れていた可能性も否定できないことを考えると、
これが“いい話“で片付けていいものなのかという思いがずっと燻ってしまった。
結局“声がデカい人“が有利になる世の中でいいのか、と。
ちなみにこれが実話ベースのある作品だと信じられてる節があるけど、医療制度は当時実際の制度を元にしてるけど、この物語自体に実話があるかというとそれはガセ。