Ryu

クレヨンしんちゃん ちょー嵐を呼ぶ 金矛(キンポコ)の勇者のRyuのレビュー・感想・評価

3.5
劇場版クレヨンしんちゃん第16作目。
本郷みつるが12年ぶりに監督を務めた。

確かに本郷みつるらしいっちゃらしいが、それがクレヨンしんちゃんとしての魅力を覆ってしまってる感じ。そしてストーリーもパッとしない印象。シリアス路線は本郷みつる作品の特徴だけど、それを糧に盛り上がることが最後までなかったと思います。ア法とかヘンジルとか世界観は好きなんですけど。ヘンダーランドとかは不気味なんだけど、しんちゃんらしい笑いもあって最後はめっちゃ盛り上がったりしたので好きだったんですけどね〜。敵キャラクターやその能力は個性的で魅力があったのですが、それを上手いこと活かしきれていなかったかなぁ。味方キャラのマタは単純に存在感が薄い。それからCGアニメーションは見応えありましたが、クレしんにはなんか合わない気が・・・。それと、ちょっと気になったんですけど、野原家の居間の床が緑から青になっていたのがスゴい違和感でした。全体的に印象が薄かったですが、3作品前の、同じ事ひたすら繰り返すだけの3分ポッキリよりかはマシかなぁ。

今回の個人的ひろしの名言
「家族だから幸せなわけじゃない、野原家だから幸せなんだ!」
Ryu

Ryu