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雨に唄えばのaeuのレビュー・感想・評価

雨に唄えば(1952年製作の映画)
4.2
いったい何年振り???の再鑑賞です。

言わずと知れた名作。
サイレントからトーキーへ移り変わる時代の映画界をコメディタッチで描いているミュージカル映画。

序盤でドンが生い立ちを語るシーンから、すでにもう面白おかしくて。
全体を通して、至るところにクスッと笑ってしまう要素が詰め込まれているし、それでいて歌と踊りは本当に観ていて楽しく心が躍り出してしまうような素晴らしさ。
ジーン・ケリー本当凄いなあ。
コズモが歌い踊るシーンもトムとジェリーみたいで凄く好き。ドンとキャシーとコズモが3人で歌い踊るGood Morningのシーンも凄く好き。

もちろん有名なSingin' in the Rainのシーンも大好きなんですけど、何度見ても雨の勢い凄すぎてちょっと笑っちゃうし、喉大切にしてねって言われた直後なのに風邪引くだろおおおおおぉって思ってしまうのは内緒←

個人的には後半の“ブロードウェー・メロディ”のところがちょっと長いなあ...と感じちゃうので、やっぱりきっとミュージカル映画って合う合わないとか賛否とかは激しく分かれるんだろうなあとも思うけれど、

何年経っても色褪せないどころか、なんだか時が経てば経つほど1950年代にこのクオリティ!!?!??という気持ちが強くなってしまう、この映画は称賛せずにはいられないですね。
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