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雨に唄えばのzzzのレビュー・感想・評価

雨に唄えば(1952年製作の映画)
5.0
脚本、構成、演者、歌、踊り、なにもかもにプロフェッショナルを感じた。
こういうのを名作というんだなと初めて思った。

軸には、サイレントからトーキーへの移り変わりを描いていて、
キャシーが映画俳優を「顔だけの演技」と揶揄するところだったり、人気女優だけど声が面白いリーナの末路だったり、口パクだったり、そこに恋模様を盛り込んでいるところが天才。

トーキーになる時代の、混乱や高揚を客観視することができて面白い。
大衆にわかりやすく話を展開し、脈絡のないミュージカル映画じゃないところがとても好き。

とにかくエンターテイメントが楽しいのと、脚本が素晴らしい。
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