今日は朝から雨なので、こちら。
サイレント映画からトーキー映画（映像と音が同期した映画）に変わる頃のハリウッドのお話。
人気俳優ドン（ジーン・ケリー）は大女優のリナとはカップルだと報道されていたが、実際はリナのただの片思い。しかし、2人の映画は大ヒット。新たにサイレント映画を観て撮影中だった。
そんな中、ドンは駆け出しの女優キャシー（デビー・レイノルズ）に出会い、恋に落ちる。夕日のセットでの告白のシーンはとーっても素敵！
別のトーキー映画の大ヒットによりドンとリナの映画も急遽トーキーに転換することになったが、リナの音声マイクへの不慣れと酷い声のため、映画は笑いものに…
ドンと親友のコズモ（ドナルド・オコナー）とキャシーは、リナの台詞と歌をキャシーが吹替することを思いつく。しかし面白くないリナ。果たして映画は成功するのか？
全体を通してとーっても綺麗な色合いと衣装で、目が嬉しい。舞台装置も面白いし、楽しくてしょうがない。
リナは声が甲高くて酷いけど、可愛い。現代だったらめちゃくちゃ人気の声なんじゃない？なんて思った。だから、ちょっとかわいそうな気もしました。
そして、なんていっても、タップダンスを含むダンスがすごい！コズモとドンのダンスシーンは軽快でダイナミックで観てて本当に楽しかった。特にお気に入りなのは、コズモの”Make ‘Em Laugh”。コミカルだけどすごいアクロバティックで、顔芸もあり、面白かったー！ジャンプとか、すごいよ！！
そして超有名な雨の中で歌い踊るシーン。キャシーの吹替を思いついた後のシーンで、ワクワクがすごいし、歌も良いし、ダンスももちろん躍動的で素晴らしかった。結構な土砂降りなのに、この軽快さ！自然に笑みが出るくらい。
大雨の日は、こんな映画を家で観たら、気持ちがめちゃくちゃ楽しくなるよー！
拍手ー。
