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雨に唄えばのkoyaのレビュー・感想・評価

雨に唄えば(1952年製作の映画)
4.0
かなり自信家のドンの鼻を折り、ストレートに意見をぶつけるキャシーの素直さ、それに影響され気にし始めるドンは可愛かったな。

これまで出会ってこなかった自分を批評するキャシーに始めは反発していたが、自身を省みると同時に、キャシーの魅力を気づき徐々に接し方を変えていくドンの姿には成長が見れた。
常にキャシーの揚げ足を取ろうとするドンは微笑ましかったな。
2人で使われていないセットで歌い踊るシーンはドンの誠実さが光る。ロマンティックなシーン。
コズモとドン、キャシーの3人の相性は完璧。軽快な音楽と歌に、タップダンスが加わって聞き心地がいい。
劇中歌で1番好きなのは「Good Morning」、グレイテストショーマンでいう「From Now On」のような逆境を跳ね返す力強さや、前向きなエネルギーを感じさせる曲。
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