午後ローにて。
「DEATH WISH」の三作目か。以前午後ローで観た一作目は結構よかったが、今作は随所にムムムっと納得いかぬところがあって、なんとも残念。
どう考えてもそれほど強くはなさそうなチンピラ集団が敵役。たいして金持ってなさそうな爺さん婆さんから金巻き上げたり、ひったくりをやったりが主たる業務のようで。そんな連中に手出しできない無能な警察。そのくせ「俺が法律だ」と西部劇の保安官みたいなことをのたまう署長さん。
ほんでもって、とにかくヤバいそんな街なのに無防備すぎる一般市民たち。そのくせ銃は所持しているという。
この頃のアクション映画では主人公は女性とベッドを共にしなければならないという決まりでもあったんだろうか。なぜかブロンソンに惹かれてベッドを共にする女弁護士。後々ブロンソンの怒りに火をつけるために、深い仲の女性を作っておく必要があったのだろうかとも思うが、イヤイヤイヤ、この時点でブロンソンすでに殺る気満々でしたがな。
てなわけで、なんだかなあな映画でした。