しゅん

裸女と拳銃のしゅんのレビュー・感想・評価

裸女と拳銃(1957年製作の映画)
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な、なんていい加減でご都合主義な脚本!水島道太郎演じる新聞記者は少なくとも10回は殺されてる。冒頭の白木マリの拳銃ダンスから家に仕掛けられた罠までのスピード感は素晴らしいが、あまりの話の適当さに途中から苦笑を禁じ得なかった。特にそっくり女の設定は無理がありすぎる!殺された社長の秘書で、殺しがあった部屋の住人で、お尋ね人と瓜二つの女を警察が見逃すわけないだろ!簡単なアリバイ工作に騙されるなんてサツはどれだけ無能なんだ!というわけで中盤からは呆れ半分で観ました。種明かしの説明しまくりもすごーい。

やっぱり振り子は出てきました。時計とコロッケ屋の銭入れ。船や飛行機で逃げるシーンも頻出だし、螺旋階段も気になる主題です。
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