極黒の女子中学生

裸女と拳銃の極黒の女子中学生のレビュー・感想・評価

裸女と拳銃(1957年製作の映画)
3.2
裸で逃げる女が起こした事件に1人のカメラマンが巻き込まれ、裸の女の素性を調べるサスペンスもの。
白木マリが別人という程で一人二役を演じ分けをしているのだが、誰がどう見ても同一人物だとわかるのが面白い。

まだ清順的な演出は見られず、主人公がカメラを守りながらヤクザたちとの立ち回りは間の抜けた残念なシーンだったが、後半のチャタレー号内の狭い部屋での取っ組み合いは切迫していて見応えのある映像だった。