kayupan

悲恋の王女エリザベスのkayupanのネタバレレビュー・内容・結末

悲恋の王女エリザベス(1953年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

エリザベス女王即位前の恵まれない境遇、トマスシーモア事件をモチーフに作られ、特に海軍卿との恋愛に焦点が当たっている。インテリで気の強いエリザベスの性格が強調され、のちのイングランド統治を推察させる。エドワード王子やシーモア兄弟、ヘンリー8世などキャラが立っていてドラマ性を印象強くしている。とにかく何かあればすぐ断頭台に送られる短絡さが、絶対王政期の死の恐怖による統制を表している。
kayupan

kayupan