弁護士のサム・ボーデンの証言により長い間刑務所に服役していたマックス・キャディが現れ、復讐をする。
ロバート・ミッチャムの執念深い演技と、ただじっと見ているだけの圧力感は彼にしか演じることの出来ない恐怖を与えるものだった。
最初はただ付きまとうだけで、そこまでサイコパスさはあまり感じず、ラストに本領発揮。
水も滴る悪党!
眠そうな目に薄気味悪い笑顔を浮かべ、なりふり構わず現れる。
そんな恐怖を感じはするが、対するのがグレゴリー・ペックだから存在感がちょっと半減しているようにも思う。
それだけ2人が大物過ぎて、魅力ある作品だった。