原題『僕は母を殺した』
冒頭の咀嚼音のくだりから共感させられ続けた先のあのセリフはズルい( ; ; )
色や景色、詩の使い方、全てにセンスが溢れていて、これが当時19歳のドランの監督デビュー作で…
自意識が過剰して、みんなを巻き込む。
ただの自己満足映画で終わらないところがいいところと言いたいところが、あんまり良さが伝わらなかった。
ただこの役者かっこいいなぁと思っていたら、監督だったことがこ…
親子の喧嘩がリアルだったし、母親が何度も同じ話をする、昨日OK出した事を今日になったら忘れてるとか自分と母親のやり取りと重なるシーンが結構あってびっくりした。
でも母親にも同情する所もあって、息子…
思春期のユベールは母に反抗的な態度を取り続けるが…
グザヴィエ・ドランの代表作1人で勝手に観ていこう企画。こないだ母の日だったからタイミング良かった。
お母さんも突然キレるしユベールも基本反抗的だ…
これ、原題の私は母を殺したって直訳するとそうなるんですけどすごくそれにピッタリすぎる話だった。
母親との反抗期というか、息子は母親と真逆だと思ってるし(でも短気とか見ているだけでああ、この子はこの母…
なんだろう、親子のお話はいくつでもあるのにグザヴィエ監督のこの作品は妙に惹きつけられるものがあり、見ていて心にすっと入り込んでくる。
グザヴィエ監督しか作れない世界観なんだろうな。
どんなに憎んで…
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