moeko

X-MEN:ファイナル ディシジョンのmoekoのレビュー・感想・評価

3.9
キュアとフェニックスの爆誕。
シリーズ初期3部作の完結となる本作。ヤバい薬とヤバいミュータントが爆誕します。人間が作った化学兵器とミュータントの生物兵器、それが生まれたことによって、ストーリーは最終局面まで全力疾走。派手にぶちかましてて楽しかったです。このシリーズは昇り調子に面白くなっていくのが良いですね。
未知のものを病気や異常として扱って、差別や迫害を治療という言葉に置き換える。キュアという薬の存在は、人間の愚かさと弱さを浮き彫りにしていました。今までも数々の差別と迫害の歴史があって、反省もしてきてるけど、もし本当にミュータントに出会ったらこの映画と同じことが起きそう。
フェニックスに関しては、超最強の一言に尽きます。ただ、超最強なものって使い方が難しい。結局、薬も能力も使い方次第ですね。
ただ、フェニックスが登場したことにより、ウルヴァリンの治癒力の意味が最高に発揮されていました。このためにウルヴァリンの治癒力はあったのか、と。不死身なだけじゃなかったんですね(笑)。
さて、次は私が大好きな過去未来編。1度観たことがあっても、今からドキドキワクワク楽しみです。
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