加藤泰でした。カットが100パーセント加藤泰すぎてデコより上がカットされてました。カメラが地中に埋め込んであり、アップダウンのあるまっすぐな道が出てきます。素晴らしいカットを堪能できますよ。かっこえ…
>>続きを読むこのシリーズって山下耕作が始めたのに、いつのまにか加藤泰のモノみたいになってるよな。
まあ、これだけ素材を使いこなしてればそう思われても無理はない。
シリーズ内では初の監督作ということで、後の『お竜…
シリーズとしては急にスタジオ感がなくなって、ロケーションの多さがリッチになった印象。
加藤泰シフトで作られた感。
冒頭犬が横切った時点でもう他の監督と違うのがわかる。
オープニングテーマ直後からい…
【盛り沢山】
(以下は9年前に書いたレビューです。)
BS録画にて。シリーズ第3作。
舞台は明治中期の名古屋ですが、かなり盛り沢山な内容です。
冒頭、盲目の少女が線路に入り込んで危うく列車に・…
東映のロゴが出たあとには、線路の向こうから歩いてくるお竜さんを仰角で捉えたショットで始まってああもう加藤泰の世界だなと。画面に貫かれた独自の美意識。冴え渡る映像美学。雪、傘、汽車の煙。テンポの良い繋…
>>続きを読むまず、カット割りが流麗すぎて舌を巻いてしまう。省略を多用するなかで、それが語り経済性や見せかけの過激さに堕落することなく、ひとつの表現としてしっかりと成立している。特に、中盤の藤純子と金原一家の刺客…
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