人やモノが存在するということを映画にしている。だからツァイミンリャンは形式に厳しい。役者は即物的に撮らなければいけない。カメラは静的でなければならない。これらはすべて、有機物たちや無機物たちがそれ自…
>>続きを読む映画館で観たとき、劇中で上映されている映画の音と、雨の音が印象に残った。台詞はポツポツとしかなく、そこに明確な物語はないように感じるが、そこに存在する人たちの佇まいが強く印象に残った。言葉が多くなく…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
みんな映画を見ないね
誰も我々を覚えていない
映画の出演者同士の会話。
ここは幽霊が出る、と聞かされた後の流れ、面白い。
後ろの離れた席の女が靴を探すために座席に潜る。男はそれに気づかず、女が消え…
2019. 4. 2.
6度目くらいの鑑賞ですが相変わらずエモすぎます。今回はあの日本人の旅行者は観客のなかに役者がいることに気づいてたんじゃないのか?と新しい発見のような… そういうわけで原初の感…
女がでっかい饅頭をゆっくりゆっくり時間をかけて切っている。なんなんだろう。ずっと見えなかったものがうっすらと呼び覚まされていくような。ツァイ・ミンリャンにはいつもそうだ。言語化しえない可視化できない…
>>続きを読む閉館する古い映画館の様子を流しているだけの内容。ほぼセリフなし。す、すごい!ゆったりとした時間だけが流れる。何も起こらないけど素晴らしい時間。ずっと続いてほしいと思うけど閉館の時を迎える。加えて台湾…
>>続きを読む映画を観ているお客さんたちがとても面白かった。
映画館ならではの他人の出す音や、空席がたくさんあるのに隣に座ってきたりとか、まわりが気になってしょうがないところはみんな共感できる。
男性トイレでみ…
七時間バイトしたあとで立ち見でみたのでみてるときはなっげーーーーーーーーもう無理!と死にかけてましたが帰りの電車の中では、映像を思い出しながらインタビュー読んで自分なりに考えると、涙めっちゃ出てきて…
>>続きを読む©Lin Meng-Shan