すごい映画体験だった....
両手で数えるほどのセリフ、定点での長回しを主体にしたカットの積み重ね でもそれは「引き算の美」ではなく、映画としての素晴らしさが全ての面で溢れんばかり
かっこいい構図が積み重なっていればストーリーとかセリフとか要らないんですよ 今まで何を見てきたんだろうという気持ちにすらなる
セリフは最小限でもサイレント映画ではないと言う点が重要で、音に対する姿勢が素晴らしい
最近は昼間の大入りの映画ばっかり見てるけど、夜遅くに一人で見る観客まばらな映画館の良さも思い出す
劇中劇が作品全体と対比して動きの快活さを体現したような傑作なのも良いね 見たい