へんりー

楽日のへんりーのレビュー・感想・評価

楽日(2003年製作の映画)
4.0
台北のどこかのボロボロ映画館の最後の上映。他に内容があまりない(無駄に発展するゲイがいる、それとも老人になった上映される「龍門客棧」のキャストの二人)、それにも関わらず何故か泣きたい気がする。もののあわれとか無常いうものだよね。蔡明亮作品だから相変わらず行為、会話さえが珍しいから観ることがたまに少しくのうだけど後味が映画より強いということで成功したとしか認められない。ポエティックで良い映画だ。

(あと、フィルマークス、中華圏や韓国の映画の場合にキャストとスタッフの名前を漢字で書いて欲しい。もともとそのために漢字が存在するんじゃないか。)
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