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楽日のmikuのレビュー・感想・評価

楽日(2003年製作の映画)
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いよいよほとんど誰にも喋らせなくなったツァイミンリャン。開始から40分くらい誰も喋らない。何も起こらない画面を延々と捉え続けてさすがに眠気誘うのに、なぜだか好き。最初の台詞なんて決してドラマチックでもないのに、妙に忘れられない。場末の映画館の最後の日に、映画を観たり観なかったりする人たち。無駄に長いトイレに立つ男たちのシーン。李康生が煙草吸いながら無駄なことをするのが好きなので、最終的に良い映画だったな、と思ったあたりで終わった。ごちゃごちゃじめじめした台北の雰囲気が大好きすぎる。
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