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楽日のKのレビュー・感想・評価

楽日(2003年製作の映画)
5.0
全編のうち二つのカットでしか台詞がない映画。ガラガラになってしまった老舗の映画館の楽日に集まる人々を長回しで映し続ける。閉館間際の映画館への惜別の想いをそのまま人々に映し出している。それらはホラーであると主張される偏屈な作家性が良い。本来、スコアなどを出すような映画でもないがこれこそが究極に映画なのかもしれないと絶句した。
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