過去の時空間の思い出の集合が映画館の中に吸着しているように思えて、それが心地よくてでもめちゃくちゃ寂しくて悲しいくて、尊い時間 という感じでした。観た後情緒が強く動いてしばらく言葉出力出来なかった.…
>>続きを読むこの手の映画のノスタルジーな感じが堪らなく好きで、過度に会話がなくずっと静かに進んでいく。終わっていく映画館でその映画を楽しみにしてる人達。映画を観て涙を流す男にも鑑賞マナーの悪い人達もみんな映画を…
>>続きを読む第35回(2022年)東京国際映画祭
映画館閉館の日のお話。
受付係の女性が電鍋でつくった桃饅頭のやりとりのシーンが好きです。
きれいな桃色と白色の皮。そしてとても大きい。熱々の皮のはじっこをむ…
みんな映画を見ないね
誰も我々を覚えていない
映画の出演者同士の会話。
ここは幽霊が出る、と聞かされた後の流れ、面白い。
後ろの離れた席の女が靴を探すために座席に潜る。男はそれに気づかず、女が消え…
ツァイ監督の暗闇の歩、一人
2006年、脚本監督ツァイミンリャン。
私の大好きなアジア監督の一人。台湾のツァイミンリャン。
隠れたDVDリリースで一回挫折した本作。
竹書房DVDレンタルし…
楽日を迎える映画館を描くという、何か特筆する事件が起こるわけでもなく、台詞もほとんどなく淡々と進む物語ながら、映画や映画館に対する監督のこだわりを強く感じさせる作品。
『青春神話』、『河』、『ふた…
©Lin Meng-Shan