2022.10.24 / 2回目 / シネスイッチ銀座
大好きな『楽日』を念願叶ってスクリーンで。初めて映画館で見てまず思ったことは音響がヤバい。微かなノイズを引き連れて鳴るキン・フーの映画の音声…
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過去の時空間の思い出の集合が映画館の中に吸着しているように思えて、それが心地よくてでもめちゃくちゃ寂しくて悲しいくて、尊い時間 という感じでした。観た後情緒が強く動いてしばらく言葉出力出来なかった.…
>>続きを読むオールタイムベスト。不気味で切ないスクリーンの裏の話。心地よい時間。毎日この映画見ながら寝たいし、寝落ちしてもいいような寛容さがこの映画にはある。映写技師と受付の女性のすれ違いは映画と観客の関係みた…
>>続きを読むヴェネチア国際映画祭で批評家連盟賞を受賞したツァイミンリャンの作品。幽霊が出ると噂の閉館間近の映画館でカンフー映画を見る客とスタッフの話。
東京国際映画祭最終日にて兼ねてから見たかった今作を鑑賞。…
受付係の女(チェン・シャンチー)が映写室に桃饅頭を届けに行くとき、技師(リー・カンション)の姿は映らない。女が再び映写室を訪れたときも、そこに技師はいない。上映中に起こる2人のディスコミュニケーショ…
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この手の映画のノスタルジーな感じが堪らなく好きで、過度に会話がなくずっと静かに進んでいく。終わっていく映画館でその映画を楽しみにしてる人達。映画を観て涙を流す男にも鑑賞マナーの悪い人達もみんな映画を…
>>続きを読む何も起きない、誰も喋らない、超長回しのスローな映画には慣れてるつもりでうつらうつらしながら楽しんだけど、受付の女性が劇場を閉めて歩いていく長いラストカットでエンドの曲が流れ始めた瞬間にこの映画を分か…
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第35回(2022年)東京国際映画祭
映画館閉館の日のお話。
受付係の女性が電鍋でつくった桃饅頭のやりとりのシーンが好きです。
きれいな桃色と白色の皮。そしてとても大きい。熱々の皮のはじっこをむ…
©Lin Meng-Shan