なんなんでしょう。ツァイ・ミンリャン。
氏の作品自体久しぶりに鑑賞したのですが『あぁ、これが、ツァイ・ミンリャンなんだよな〜』と納得。
『目は心の窓』なんてよく言ったもんだ。
まさに目で、眼で伝わる…
いよいよ本当に誰も喋んなくなってしまったが赤の他人しかいないわけだからそりゃそう。普段からイヤホンしてスマホ見たりして目を逸らしてるから気づかないだけで、他人との間合いに対して常にヒリヒリと見えない…
>>続きを読む要は常時0.5倍速の映画館版『グランド・ブダペスト・ホテル』。
無常感と儚さと切なさ。いつかは忘却の彼方に消え去るものの最後の微かなる輝き、その美しさを、やや過剰ともいえる間の取り方で描いた作品。…
閉館してしまったお気に入りの映画館のことを思い出さずにはいられなかった。セリフがほとんどなく、動きのないまま数分同じ場面が続いたりするのだけれど、繰り返し観たくなる不思議な魅力がある映画。実際レンタ…
>>続きを読むいつものように物理的に湿度が高く、それでいて渇いたクールな演出が心地いい。意味が分かってなくても気持ちよく観れるのが蔡明亮のいいところ(好みの人にとっては)。
観ている時はとにかく眠くて、3分の2…
©Lin Meng-Shan