玉置コウスケ

裏窓の玉置コウスケのレビュー・感想・評価

裏窓(1954年製作の映画)
3.0
「不朽の名作」と評判だったので期待しすぎたのか、なんかモヤっとする終わり方で不完全燃焼…。

アパートの一室という限定された舞台設定と、観る側も主人公と同じ視点で事件を追っていくから「あの部屋で何が起きていたんだ?」とずっと気になるサスペンスフルな展開はすごくいい。

ただ肝心の事件が真相が???なのと、
他の住人のエピソードが中途半端、物語の導入までも長く(35分頃からようやく導入部)、ジェフとリザの恋模様もなんか余計というか「こんなに尺いる?」と感じる映し方だった。

主演のジェームズ・スチュワートとグレース・ケリーの2人がカッコ美しいのと、事件の全容が気になって気になって仕方ない!っていう見せ方はすごく良かったと思います。