こったま

裏窓のこったまのネタバレレビュー・内容・結末

裏窓(1954年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

観客が想像する流れと最後まで全く違う作りっていう所が見せ方の巧さで、さすがヒッチコックなんだろうな…
殺人の確信的な証拠が本当にラストまで無いことで、ずっと思い込みの激しいストーカー気質の気持ち悪い主役達だと思ってた。
人間の思い込みと妄想の怖さを客観的に観る事で気持ち悪さと不気味さを感じるホラーだと思ってたけど、本当に殺人してたっていうどうでん返し。
うーん…だとしても分かりにくくてそこまで面白くなかったな……そのまま他人の生活を覗き見するっていう気持ち悪い行為をやめられなくなって逆に犯罪者になっちゃったっていう途中までの流れで最後までいった方が、妄想に取りつかれたヤバイ人達を客観的に観る面白さがあって良かったな。
中弛みも多くて、ここそんなに焦点あてる?ってシーンとか多くて結構飽きる。

本当に殺人鬼だったとしても、あそこまで四六時中他人の生活に取り憑かれて覗き見して生活や人間関係把握するオッサンキモすぎて無理…
こったま

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