鈴木光浩

裏窓の鈴木光浩のレビュー・感想・評価

裏窓(1954年製作の映画)
3.5
つくづくヒッチコックという人は恋愛シーンを撮るのだけは上手くないと思う。

グレースケリーの美貌を恋愛要素に活かしきれない生煮え感が残念。
どこか風変わりな男が主人公なのは監督の私小説的えいきょうなのだろうか?

ストーリー、映像の見せ方は流石にヒッチコックの代表作の1つと言われるだけあって素晴らしい。

車椅子生活でアパートの部屋から1歩も出られないシチュエーションを延々と見せられてもダレたりしないし、窓の向こうの住人に段々と親近感を抱いていく。
鈴木光浩

鈴木光浩