不死鳥の川

裏窓の不死鳥の川のレビュー・感想・評価

裏窓(1954年製作の映画)
3.8
足を怪我して暇潰しに窓から近隣を観察する男が思わぬ出来事を目撃することになるサスペンス映画。

2022年218本目。4年8ヶ月ぶり2度目の鑑賞。
3.6→3.8

ヒッチコック監督の代表作とも言える作品で、10作品ちょっと観てきましたがやっぱりこれが1番面白いかもしれませんね。

もはや色んなところでパロディ化され過ぎてやや霞んでいますが、「覗き」という人間の深層的な欲求から展開していく脚本が素晴らしいです。CGなんて一切無い時代にこれだけスリルを演出できる映像表現も功績と呼ぶに相応しいアイディアだと思います。ほとんどが窓から見える情報のみで進んでいくのに全く退屈せず、それどころか徐々に核心に迫る過程はまさしくサスペンスです。

グレース・ケリーがお美しい。
不死鳥の川

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