ま

ベスト・キッド4のまのレビュー・感想・評価

ベスト・キッド4(1994年製作の映画)
3.0
ベストキッドの4作目があることを最近知りました。3作目の後にリメイクだと思っていたら実はその間にもう一作あったというのが本作。
しかも過去3作の主人公だったダニエルさん(ラルフ・マッチオ)は引退して主人公が女子高生に変更という異色の作品。

主人公のちょっと気の強い女の子を演じるのは「ミリオンダラー・ベイビー」なんかに出演していたヒラリー・スワンク。こんな可憐な乙女の時もあったのね…と新鮮でした。

話は単純。ミヤギさんが彼女の面倒を見ることになり、空手や武士道の精神を教える。彼女や好きな青年に嫌がらせしてくる不良グループにオシオキ。

ベタベタなキャラ設定とB級感は相変わらず。なんか違う日本感も健在。今回は謎の寺院と謎の僧侶たちが登場してそこで主人公が修行するところが見どころ。

ただ、やはりダニエルさんがいないと何かしっくりこない。ダニエルさんの未熟さをミヤギさんが正すってのが過去作は良かったところなので。

女の子が主人公になったことで男らしさや汗臭さが減退したのも残念。ミヤギさんも「女の子は難しい 男の子は単純」的なセリフをぼやくシーンがあった。。

さすがにこの感じでは続編は出せないって感じだったんだろうなというのがモロ出てるけど全体的には別に悪くなく普通に楽しめた。空手映画っていうより青春映画に近い。
ま