なんち

ドラキュラのなんちのレビュー・感想・評価

ドラキュラ(1992年製作の映画)
5.0
美しい俳優、美しい衣装、美しい音楽、美しい物語
これぞ映画

雰囲気が最高
というか雰囲気が全て
10分観た感想が最後まで続く
映像がなんかいい感じなら全部いい感じなの!
お話は古典だからそらもう古典だけど古典は履修しておいて損にはならない

暗くてなんかじめっぽくて不気味で
ホラー感を出しつつもこれは愛の物語なので伯爵に感情移入せずには居られない

犠牲なってしまう花嫁の衣装特に美しい
可哀想なんだけどあのシーンいいんだ

最近一般的なカッコいい感じのドラキュラではなくなんか変なカッコして気持ち悪い爺さんなのがかえって良い
人間を捨てて醜く堕ちても尚想い続けてる方がロマンチック度高い

ドラキュラという存在の不気味さ美しさ気持ち悪さ切なさ
昔昔の少女漫画だ

女の方も変わり果てた前世の夫をそれでも受け入れるお互いの愛の深さよ
ロマンチックで切ないことを美しい俳優が美しい衣装着て美しい音楽の中でやったら素晴らしいに決まってるんだ

スタッフロールで流れるアニーレノックスの歌も大好き
毎回泣きながらあれを聴いて余韻に浸る

めちゃくちゃ絶賛したけど人には勧めない
趣味が合うか合わないか系映画
なんち

なんち