さまよう魂

ドラキュラのさまよう魂のレビュー・感想・評価

ドラキュラ(1992年製作の映画)
4.5
耽美が過ぎる妖艶なるキアヌ、、若き肌艶の美しさが悪魔的な色気でたまりません。そこらの安っぽいゴシックと格の違いをみせつけるぶっちぎり圧倒的な壮大で妖美な世界観。石岡瑛子。2020の大規模回顧展での開催まで名前を知らなかったけど、ひと目でこりゃ凄えとおったまげました。  

とんでもない狂った世界観の割に意外とストーリーも破綻しておらず、恐ろしくも悲しい切ない物語でぐっとくる。さらにウィノナライダーの可愛さ可憐さが物語の信憑性を増していて、この悪夢から目が醒めない。キアヌといい二人して、現代の人間と同じ生き物とは到底思えぬ美しさ、、そしてその二人をも喰い尽くす勢いのゲイリーオールドマンの怪演、、これぞ怪演。

すごいもん観たな〜!
さまよう魂

さまよう魂