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ドラキュラのNのレビュー・感想・評価

ドラキュラ(1992年製作の映画)
5.0
2015.2.22(Sun)
ヴァンパイアもののベーシックはこれだと思って見た。
最初難しくて物語に入っていけなかったけどだんだん引き込まれていった。ヴァンパイアものってただエロいだけのやつ多いけどこれはちゃんとヴァンパイアの憂いとか悲しさとかが表現されてて、だからこそ官能的なシーンもいい意味で際立ってたと思う。衣装も独創的で良かった。石岡瑛子さんが衣装担当してる作品片っ端から見たい。あと、この映画はあえて古い技法で撮影されたらしいけど、ほとんどCGバリバリのものしか見たことなかった私にはそれが逆に新鮮だったし、場面転換とか描写の仕方にも工夫が施されてて感心した。古い技法だからこその世界観があって、それが作品の雰囲気に合ってる。だからBlu-rayの撮影技法を紹介してる特典映像が見てて1番自分の実になったと思う。あとエンディングの曲もすごく綺麗で、長いからこそ余韻に浸れて良かった。
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