かの名作『食人族』よりも7年早く製作された"カニバリズム描写を含む"映画
アクション、ホラーなど多彩なジャンルを手堅く仕上げる職人、ウンベルト・レンツィ監督の手腕が見事に発揮されている
というか、脚本に巨匠ベルナルド・ベルトリッチ監督の『革命前夜』の主演フランチェスコ・バリッリが参加しているのに驚き
一歩間違えれば、タイにとって国辱映画になりかねない
モンド映画的要素を兼ね備えているのは、年代的にヤコペッティ映画を意識しているのは明白
"人類は異文化の垣根を越えて共存する事が出来るのだ!"というテーマを掲げているように見えない事もないが、結局いつもの低悪描写に頼っているのでアウト
"生きた猿の脳味噌を食す"という倫理的にどうなの?というシーンを平然と登場させている、流石は残酷の本場イタリア