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怪奇!魔境の裸族のあぱっちのレビュー・感想・評価

怪奇!魔境の裸族(1973年製作の映画)
3.3
かの名作『食人族』よりも7年早く製作された"カニバリズム描写を含む"映画

アクション、ホラーなど多彩なジャンルを手堅く仕上げる職人、ウンベルト・レンツィ監督の手腕が見事に発揮されている

というか、脚本に巨匠ベルナルド・ベルトリッチ監督の『革命前夜』の主演フランチェスコ・バリッリが参加しているのに驚き

一歩間違えれば、タイにとって国辱映画になりかねない

モンド映画的要素を兼ね備えているのは、年代的にヤコペッティ映画を意識しているのは明白

"人類は異文化の垣根を越えて共存する事が出来るのだ!"というテーマを掲げているように見えない事もないが、結局いつもの低悪描写に頼っているのでアウト

"生きた猿の脳味噌を食す"という倫理的にどうなの?というシーンを平然と登場させている、流石は残酷の本場イタリア 
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