このレビューはネタバレを含みます
生まれつき顔にアザがあることで、嫁が見つからない。自分もアザのせいで嫁が見つからないし、周りもアザのせいだと考えている。ただ、誘われて行った初めての吉原で唯一優しくされた女に惚れてしまう。女遊びはしないと思われていたが、この女のめり込むことで大金をつぎ込む様になる。女自身はあくまでその男を金づるとしか思っていなかった。
男にお金が尽きた時、金の切れ目は縁の切れ目ということで男は捨てられてしまう。男の惚れた気持ちが憎しみに変わる。
男がモテない理由は本当にアザだけだったのか。
人に惚れすぎるな、一途になるなということを伝えたいとか、または惚れさせたらその後が面倒くさいということの教えにもなっている気がする。
5両、50両取りあえず預かってくれ。
費用がどんどん高くなる。
佐野という田舎から、周りに期待されて東京に出てきたが、右も左も分からない中で東京で人に騙される。勝手の違う習慣、システムに戸惑うということころに共感したのだと思う。
人情では通じないという悲しい東京。
最後に斬りまくることで、非日常を演出し、観客に映画ということを実感させて終えた気がする。
化粧。誰かにやってもらう。
ドレス 露出するようになってきたのはいつからか。見せない魅力。