東宝が創立50周年記念として作った大作だが、主演は東映の高倉健と日活の吉永小百合。
高倉健は国鉄のトンネル技師で、家庭を顧みない仕事一筋の男、吉永小百合は働いていた旅館が自分の火の不始末か火事になり11人も死なせてしまい、竜飛岬から飛び降りようとして高倉健に助けられる。
しかし高倉健は出身地の岡山で大谷直子と結婚してしまい、どうなるのかなぁ。
見せ場はトンネル掘りでの出水事故で、役者さんは大変!
「黒部の太陽」と同じく、日本の土木技術者が辿ってきた苦難の歴史が描かれている。
こういう巨大建築の技術継承は作り続けないと難しいでしょう。