Ryu

インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国のRyuのレビュー・感想・評価

3.7
1957年。考古学者のインディアナ・ジョーンズは相棒 マックと共にイリーナ・スパルコ大佐率いるソ連軍に捕まっていた。インディはエリア51内にある政府の倉庫に連れて行かれ、そこでとある箱を探すことを強要される。見つけた箱の中には強力な磁気を持つミイラだった。マックの裏切りに遭いながらも、なんとかソ連軍から逃げることに成功する。しかしマックとの関係から赤狩りの対象になったインディはアメリカを出て行こうと列車に乗る。しかし、そこにマット という青年が現れて、彼の母がインディに助けを求めていることを告げられる。

シリーズ第4作目。前作から、実に19年ぶりの続編となりました。
ハリソン・フォードも還暦を超えていて、おじいちゃんになっていましたが、まだまだ現役と言わんばかりに、かなり頑張っています。CGも多様はされていますが、それでもここまで動けるのはスゴいですね。ここからさらに15年後に、第5作目が公開された となると、彼がどこまで動けているのか という理由で「運命のダイヤル」も気になります。
1作目でヒロインを演じたカレン・アレンも再登場しており、インディとマリオンの2人を再び見れたことは嬉しいことですね。
今回は敵はナチスではなく、ソ連となっており、スターリンっ子の女軍人をボブカットのケイト・ブランシェットが演じています。相変わらず、美しくてカッコイイです。
ストーリー展開は、正直いつも通りって感じで、敵と戦いながら、謎を解き、お宝を目指す。王道の楽しさに溢れているような気がしました。ただ、終盤はちょっとやりすぎなんじゃないか とも思いました。いくらスピルバーグ、ルーカスだからって、ちょっとSF感が強すぎな気がしました。
前作から19年が経っているということで、映像力もなかなかです。まだまだCGって分かるのは分かるんですが、80年代から比べたら、格段にパワーアップしてますね。迫力もあって、見応えも増していました。
今作はあまり良い評価ではないみたいです。確かに世界観は多少はぶっ飛びすぎてるとは思いますが、他はそこまでひどい と思う点はなかったです。19年ぶりの新作ということで、期待値が上がりすぎていたんですかね。個人的には、前3作には及ばないかもしれないけど、普通に楽しめる作品だと思いました。
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