不思議の国のアリスという作品が完全なドラッグムービーにでもなってしまったかのような悪夢としか言いようのない映画。悪夢は悪夢でもとんでもなく魅力的な悪夢があったりするわけで、この映画はまさにそれ。誰に…
>>続きを読む昔観てすごい!た思った映画。ちょっと仕事上必要になって2回目。
やっぱりすごかった。
アリスといくつかの動物以外、すべて人形を少しずつ動かして1時間以上のアニメーションを創るという発想がまずすごい。…
アート・アニメーションの錬金術師、ヤン・シュヴァンクマイエルの処女長編作品なんですが、1987年の作品です。
もう、このストップモーションアニメーションの世界では有名な作家なんですが、作風も凄くキワ…
ガラスケースに入っていたうさぎの人形が動き出す始まりから、シュヴァンクマイケル監督のイマジネーションが爆発。
実写にストップモーションがミックスされてるのがまた幻想っぽい。
シュヴァンクマイケルのア…
小さい頃に家に何故か録画したものがあって繰り返し観てました。
小さい頃に見る映画にしては強烈な世界観でしたがとても好きで、大人になって見てもやっぱり凄い好きな世界観!
不思議な生き物や頭の上でお料理…
意味の無い事を意味があるかのように描く感じと突然始まる会話が良い。狭くて暗い窮屈な空間が心の不安を表す悪夢のようだった。
想像を具現化するのが上手な方なのか、セットや小道具の組み合わせにセンスが出…
2015年 京都みなみ会館で観た思い出。みなみ会館スクリーンに対して椅子が低めでリラックスして観れる角度が好きだった。
当時の感想が出て来たのでこちらに投稿。
シュヴァンクマイエルのアリス、前に…
このレビューはネタバレを含みます
モチーフに馴染みがあるのもあって、シュヴァンクマイエルの作品の中でもかなり親しみやすい可愛い作品だと思ってる。不思議の国のアリス原作もダークで可愛いものもどちらも心底好きなので単純に刺さった。
使…
一定のサイクルで、石が川やカップ目掛けて投げ込まれる。まるでこちらに催眠をかけるかのようなその反復的行為は、進んでいないのか、それとも行きつ戻りつしているのか分からない時間に、ナンセンスに追われる白…
>>続きを読むなんと言ってもこの独特の世界観が素晴らしい。
不思議を通り越してもはや不気味。醜いウサギが自分の中身を食べたり、アリスが食べようとしたジャムに画鋲が入っていたり…奇怪で狂気的な事象の連続。ヒエロニム…
©CONDOR FEATURES. Zurich/Switzerland. 1988