日本の四季折々の風景が美しいのはもちろん、4姉妹みんな美形だし着物や所作が美しくてぼーっと観てても楽しい。とにかく画面が豪華。
本家・分家やら見合いやら駆け落ちやらで常にゴタついてて、家を重んじる…
このレビューはネタバレを含みます
................................................................................................
旧家…
難しかった!
なんとなく雰囲気でみたけど、雰囲気は好き。
本家とかが重要視されてた時代。よくわかんない。
谷崎潤一郎原作なのに、人間の奥底の欲を描いてたり、エロティシズムみたいなものを感じるみ…
バブルの時代に東宝カレンダーを飾るスターを揃えて衣装や小道具にふんだんにお金をかけて作られた感じの映画。原作の人物設定がいいので2時間20分何とか観られるけど、話の展開はテレビドラマみたいだし、映像…
>>続きを読む映画の舞台は、私の故郷である大阪。着物、お見合い、お花見、すべてが美しく鮮やかです。ストーリーはない。
しかし、だからこそ、映像の美しさ、日本の「風流」、大阪弁がこの映画の魅力に拍車をかけている。大…
フェチ文学の大家である谷崎潤一郎が書いた純文学の三度目の映画化作品。
原作は大人しい美貌の三女(本作では吉永小百合)が下痢が止まらなくなるという前代未聞のラストだったが、映画ではもちろんカットされて…
画面の外側に何かがあるような気配は感じるが、どのような世界が広がっているのか皆目見当がつかない。彼岸の世界の遊戯を見ているような。細かく切り刻まれるカット、クロースアップ、影絵のような窓の外の照明は…
>>続きを読む市川崑監督作品の中でも映像綺麗な映画だった。
「昭和13年のことである」の文字に続いて描かれる華麗な映像。
冒頭の京都・嵐山での桜吹雪の中をゆく花見する四姉妹(岸恵子、佐久間良子、吉永小百合、古手…