文豪・谷崎潤一郎の代表作dである長編小説の3回目の映画化、かつ、東宝創立50周年作品。アメリカで発売されているブルーレイ版を購入。
有名な「こいさん、頼むわ。」の出だしから始まる、上・中・下の三巻…
奥深い幽玄と粋の中に潜む永遠。
雅やかな絵巻の世界に心を奪われた。この時代のものをこの水準で物語としてのこせるのはこのときがほんとうに最後であったのではないかと感じた。森田芳光『それから』と並ぶくら…
障子越しの桜で座敷が淡いピンク色の光で満たされる画を撮るために、役者がクタクタになるほど何度も日を変えてトライした……という冒頭のシーンが見たくて鑑賞。
前情報が無かったらピンク色のライト使っている…
関西と四姉妹役の女優さんたちを映したいという想いが感じられる作品。鶴子が全然東京に行かない。原作においては雪子が東京と神戸を行き来し悦子と離れる寂しさをよく描いていたので、それが幸子の旦那との恋愛の…
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